ブランド・ビジネス  2019-01-12

コミュニティ形成に必要な要素

コミュニティー作りが得意なアウトドア系個店㊤

地方都市でアウトドアを切り口とした個店がフィールドでのイベントによるコミュニティー作りで成果を上げている。顧客を巻き込みながらオーナー自身が自然の中で遊ぶ楽しさを共有することが大切。ネットで気軽に何でも買える時代だからこそ、リアルな体験の場を通して服の価値を見直すきっかけにもなる。

昨今のブランドの成功事例として「コミュニティ形成」というキーワードが挙げられます。成功事例としては下記あたりでしょうか。

「アトモスコン」が過去最大規模で開催 “ジョーダン1”を世界先行発売

 

スノーピーク流“熱狂”の作り方

 

スニーカーショップのアトモスが開催するスニーカーの祭典である「アトモスコン」や、アウトドアブランドのスノーピークが開催するキャンプイベント「スノーピークウェイ」。どちらもリアルイベントをしかけてコミュニティを形成し、商品を販売したり、体験を提供したり、また顧客の意見を聞くマーケティングの場であったり。コミュニティに参加するユーザーは大体がロイヤルカスタマーであり、そういったイベントを仕掛ける事でユーザーのロイヤリティが更に向上したりといい事しか無いのですが。。

こういった事例を見てかどうかはわかりませんが、各社「これからはコミュニティ形成だ!」と大手アパレルもフェスを開催したりしています。

皆さん目指すところは大体同じですね。しかし、ここですごく疑問な点が。

 

○リアルイベントを仕掛ければコミュニティ形成が可能なのか?

弊社のお知り合いのバイクブランドでも似たような事を仕掛けているのですが、「ツーリング」などのイベントを仕掛けようにも集客がうまくいかないようです。しかし、とある店舗のみ簡単に集客できているようなのですが、理由としては「その店の店長にたくさん顧客がついている」からだそうです。コミュニティ形成って結局は人の集まりなので、そこに魅力的な人がいるかどうかってめっちゃ重要なポイントだったりします。昨今、ソーシャル上でも盛り上がりを見せているオンラインサロンも同様で、中心にインフルエンサーがいるからこそ集客が成り立っています。つまり、いくらいい施策であっても起爆剤が無ければコミュニティとしての初期の集客に失敗するようです。

僕が参加しているとあるオンラインサロンがあるのですが、そこでは中心となる人物が集客力があるにも関わらず、一気に広めようとしていません。まず、自分が見込みがあると思った人間に複数(約30名ほど)声をかけ、そのメンバーが各々小さい分科会を開くよう勧めています。そして、メンバーそれぞれが好きな分科会に参加し、オンラインで常に発信したりインプットしたりしています。目的は、今参加しているそれぞれのメンバーがサロン主になれるような人間に育ってほしいようなのですが、これってコミュニティ形成にとって重要な点を果たしているのでは?と思います。

主役級のメンバーを複数揃える事でそのコミュニティの集客力や魅力度が向上する。そのメンバーを集める事が第一優先であり、施策はその次です。アパレル各社には既にインフルエンサー販売員が複数勤務しており、顧客をたくさん持った店長もたくさんいる事でしょうから、これらを結集させれれば確かに強固なコミュニティを形成する事は理論上可能なのではないでしょうか。

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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