ブランド・ビジネス  2019-01-24

5適とは?①

・前回の振り返り

 

では、今回から5適のお話をさせて頂きます。

5適を解りやすく?説明するために、前回おにぎり🍙屋を用いて説明する。と皆さんにお伝えしました。そこでおにぎり🍙のショップコンセプトを以下のように決めました。

 

誰に→20~40歳代のOLさんに向けて。
何を→OLさんが喜びそうな、安くておいしい出来立ておにぎり🍙と、おにぎりに合うサイドメニューを用意する。
何のために→少しでも、一生懸命働く、OLさんの役に立ちたい。
どうなってもらいたい→OLさんの仕事の活力源となってもらうために。
営業時間→11:00~14:00 17:00~20:00
場所→OLが多く集まる場所。

コンセプトは、ショップの命運を左右する?

そして、改めて復習になりますが、マーチャンダイザーの仕事で意識しなければならないこと。
5適とは?以下のことです。

 

・適品
・適所
・適時
・適量
・適格

 

・適品とは?

 

では、まずは”適品”から考えていきましょう。
適品とは、商品そのもののことを先します。OLさんの要望に”適う”おにぎり🍙とは、どんなおにぎり🍙なのでしょうか??読者の皆さんも同時に考えてみてください。

 

大きさ→食べやすいサイズ。できれば、見た目が可愛いフォルムも意識する。
米はどこの米を使う→午前の仕事で頭を使っているので、甘味のある米。新潟?北海道産?
のりは?→どこ産?有明?。焼きのり?味付け?OLさんが好みのリは??
中の具は?→明太子・梅干し等の定番的なものから、OLさんが喜びそうなオリジナリティのある具を考える?
サイドメニューは?→味噌汁。ヘルシー志向のOLのために減塩にする?

 

以外に色んなことが考えられるとは思いますが、上記のようなことを考えることが、OLさんの要望に”適う”商品を考えること。と言ったらよいでしょうか。

 

・適品を実現するために、意識しなければならないこと。

 

では皆さん。ここでアパレル・ファッション業界のショップやブランドで、この”適品”を考えるとどうでしょうか??

顧客ターゲットを、おにぎり🍙屋と同じOLさんだとすると?どのようなことが”適品”として考えられるでしょうか?
是非皆さんも、MD・バイヤーになりきってみて考えてみてください。

 

この”適品”を考える仕事というのは、アパレル・ファッション業界で考えると一番ワクワクする仕事です。しかしながら、この業界ではよく以下のような光景が繰り広げられます。

 

・私がカワイイと思った商品を作りたい。仕入れたい!
・コンセプトに合わないけど、売れている商品を見つけてきたのでパクりたい!

 

他にも、客観な視点ではなく、MD・バイヤーの個人的な主観や発想。あてにならない思いつきで商品を作る・仕入れると言った光景が良くみられます。個人デザイナーブランドであれば、いざ知らずですが。。。

皆さん。この連載の1回目でお伝えしたことを思い出してください。

 

”マーチャンダイジングとは?”マーケティング”の1種である。などとも言われたりもします。”

 

と書いています。マーケティングの1種ということは、(消費者の)市場活動に基づいて、”適品”を考えなければならない。ということになります。

 

誰に向けて”適う”商品なのか?当然のことながら、コンセプトを考える際に決めた顧客のことです。ですから、顧客の要望に”適う”商品を考える!ということです。

このことを是非忘れないようにして、”適品”を考える!という楽しい仕事を実行してみてください。

 

そして最後に、適品を考える・(顧客に)提供するという仕事の精度を高めたいのであれば、店頭等の現場にこまめに足を運び、変わりゆく顧客の心理を先読みする努力を欠かさない!ということを肝に銘じてください。本部の椅子に上から目線で座っているだけの輩に適品など考えることはできません。

 

次回からは、”適所””適時”?の話をわかりやすく
説明していきます。

では皆様。次回をお楽しみに。

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佐藤正臣
WRITER

(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研plusにて「マサ佐藤の駆け込み寺」掲載中。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。アパレルウェブapalogでブログ掲載中。最近は喋ることが仕事。唯一の趣味は古着収集

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(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研plusにて「マサ佐藤の駆け込み寺」掲載中。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。アパレルウェブapalogでブログ掲載中。最近は喋ることが仕事。唯一の趣味は古着収集

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