ファッション全般  2019-03-05

「服装自由の面接、なに着ればいい?」印象に残せる、差をつける“個性”の出し方。

 

「私らしさ」とは何か 化粧品メーカーの伊勢半が「顔採用」を導入

江戸時代から続く老舗化粧品メーカーの伊勢半が、2020年新卒採用において“顔採用”を新たに採用枠として設けたことを発表しました。伊勢半が考える“顔採用”とはもちろん容姿の良し悪しで判断するのではなく、就活用の縛られた偽りのメイクにこだわらない自分らしいメイクで挑むというもの。ばっちりメイクからカラーメイク、コスプレメイク、ノーメイク、または男性でもOK。メイクは自己表現のツールであるからこそ、どうすればあなたを伝えられるかを考えてもらいたいという意図からきているそうです。

 

Image by:livedoor NEWS

 

この採用では伊勢半の採用特設ページのほかに、メンション(@kissme.saiyo)とハッシュタグ(#KISSME顔採用)をつけて投稿できるインスタグラムを使ったエントリーも起用しており、190年を越える老舗化粧品メーカーには思えない大胆かつ時代にフィットした新しい試みです。それも就活生の半数以上が就職活動におけるメイクや服装に不自由さを感じていると答えた調査結果に基づき、今回の“顔採用”導入へと至った経緯があるため、メイクに加えて服装も自由です。

 

ファッション業界ではすでにリクルートスーツが大半の企業でNGですが、個性や多様性を重んじる現代において、今回のような「メイクの自由」「服装の自由」が認められる面接はさらに数を増やすでしょう。ここでは面接時のファッションについて、印象に残せる、他の人と差をつけられる“個性”の出し方についてまとめてみます。

 

 

1. 純粋に自分が一番好きだと思える服に身を纏う。

 

 

冒頭に記述した伊勢半の意図からもわかるように、面接ではありのままの自分を表現することが大切です。例えばアパレル企業の面接でよく見られる例であげると、受けるブランドの服を持っていなかった際に、周囲の友人などからそのブランドの服をかき集めて受けにいくこと。服は自分のもっとも素直な感性が映し出されるものであるのに、好印象を得ようと似合ってもいない他人の好みで選んだ服でスタイリングするのはかえってナンセンスです。

 

もしも受けにいくブランドの服がない場合は、自分の一番好きな服を取り入れてみてください。そして友人に借りる場合は1点のみにして、自分の服と合わせて独自のスタイリングをすることを忘れずに。面接官もファッションのプロ。自分のお気に入りの服を語るその表情に勝るものはありません。ファッションラバーなら納得の嵐だとは思いますが、好きな服は自分に自信や勇気を授けてくれます。

 

 

2. センスよりも、スタイルの意図で個性を発揮する。

 

 

ファッションでどうしても気になるポイントといえば「センス」。服装が自由の面接の場合、あなたの私服を見せてくださいと言われているような気分に陥りますので、センスによっぽどの自負がない限り不安に思うことはみな同じです。ここで考えてもらいたいことは面接であること。自由な服装でとわざわざ指定されているため「なぜ今日その服装にしたのか、ポイントを教えてください」という質問が飛んでくることは間違いありません。(美容室ならヘアー、化粧品メーカーならメイクなど。)その際にきちんと受け答えできるよう意図のあるスタイリングをしておくことが必勝法です。

 

自由な服装の規定があるときはその人の本当の姿が見たいという反面、なぜそのようにしたのか「理由」こそ重視されていることがほとんどなのです。考えることに意義があり、センスを問う要項ではそもそもないのです。なので戦略的にスタイリングをすることは一つの手です。

 

 

3. 受ける会社で働く自分をイメージして、スタイリングする。

 

 

面接官がチェックする点として、ウチの会社に合っているかということも外せません。販売スタッフなど店頭に立つケースではその人がブランドの顔になる一人となるため、イメージや表情、その人が持つ空気感を含んでファッションと見なします。ブランドの世界観を事前に確認し、面接に挑むことは欠かせない工程です。

 

私が受けた実際の経験では、入室して挨拶をした段階で合格は決まっていたと言われたことがありました。このブランド(会社)に立つイメージがその瞬間に浮かんだのだと、後から教えられた採用の理由です。話していくうちに魅力が増していくなんてのはこの上ないことですが、第一印象を侮るべからず。そのブランドの世界観やスピリットを尊重し、自己の表現だけに終わらない敬意は必要です。

 

 

 

季節柄、2020年の新卒採用のエントリーがスタートしていたり、歳を重ねてからする転職でリクルートスーツ着用に迷っていたりと、服装の悩みがちらほら……。あくまでも飾らず素直に。そしてアイロンをかけて、清潔感も持って行ってくださいね。第一歩を踏み出す輝かしい日の、なにか後押しになりますように。

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松本寧音
WRITER

株式会社StylePicksライター、ディレクター。2017年ファッション専門学校を卒業したのち、株式会社StylePicksへ入社。ライティング業務、コンテンツ制作を中心に、他メディアへの執筆も行う。

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株式会社StylePicksライター、ディレクター。2017年ファッション専門学校を卒業したのち、株式会社StylePicksへ入社。ライティング業務、コンテンツ制作を中心に、他メディアへの執筆も行う。

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