店舗マネジメント  2017-11-13

マーケットプレイスの整備がブランディングに繋がる!

偽ブランド品排除へ、コメ兵がフリマアプリでCtoCに参入したワケ

リユース市場の巨人、コメ兵がとうとうC to Cアプリをリリース。メルカリ一人勝ちで、スタートトゥデイすら撤退した市場でどのように戦うのかが注目です。そこでポイントになるのはやはり下記の件。

近年はフリマアプリ市場が勢いを見せているが、偽物の出品や商品が空の状態で届くなどのケースが発生。同社が実施したアンケート調査によるとフリマやオークションで中古ブランド品を購入する際に「ブランド品が本物であるかどうか」「商品が本当に届くのか」などの不安がある人が69.8%いることがわかった。コメ兵では真贋の判定を重視した信頼性のあるアプリが少ないことに着目。個人間取引においても独自の鑑定力で偽物を排除し、安心で信頼できる市場として確立するとともにさらなる市場拡大を目指すため、参入を決めたという。

 

C to Cのマーケットプレイスについて回る偽物問題。しかしこれ、何もC to Cだけの事ではなく、参入が容易であり、且つ規模が大きくなればなるほど起こりうる事です。

 

 

◯偽物が横行すると困るのは買う側だけではない

上記の通り、買う側からしたら偽物をつかまされるのでは?という不安は常にあります。だからこそユーザーの過去取引を可視化し、信用がおけるかどうかを事前に確認できるようにしています。では売る側からしたらどうなのか?

 

偽物が横行するマーケットプレイスというのは売る側からしたらブランド価値が毀損されます。わかりやすいところだと楽天ですね。ファッションブランドの多くは楽天のイメージが悪いという理由で出店を拒んでおります。安物や偽物が出品されているイメージがあり、並行輸入品も数多くあります。ファッションブランドにとってはイメージが最も重要。web上だからといって販路はどこでもいい訳ないのです。極端な例えをするならイオンモールや船場センタービルにルイヴィトンが出店しないのと同じです。そして自分たちが出品していなくても偽物が横行してしまう事だってあります。過去、楽天内にてルイヴィトンの偽物が販売され、ヴィトン側から楽天に対し警告文を送ったなんていう事件があったくらいです。そしてこれはメルカリのような「C to C」=「出品者も一般ユーザー」だからといって、プラットフォーム側が何の整備もしないでいいって事にはならないのです。偽物ばかりだとそのうちブランド側から警告される恐れもあります。

 

そんな状況ですので、プラットフォーム側も一部対策しています。

 

メルカリが推し進めるAI導入、ブランド品専用アプリで査定可能に

 

楽天の「楽天市場」 〝ルール違反〟店舗対策を本格化、規約違反に「点数」、累積で退店も

 

アリババが偽物対策強化 有名ブランドの助言機関

 

それぞれが偽物対策をしてきています。メルカリやアリババに関しては高級ブランドの取り扱いも一部で始まっていますのでこれらは必須なんでしょう。

 

メルカリメゾンズ(サービス終了)

 

アリババに死角なし 完全招待制ラグジュアリー会員サービス開始

 

このようなマーケットプレイスの整備が、中長期的に見てプラッフォフォームとしてのブランディングにつながってきます。ここにコメ兵が「真贋判定」という武器でどのように割って入るかが注目です。(メルカリも似たサービスやってますが。。)「買取サービス」はメルカリに無い機能ですので、手っ取り早くお金に変えたい人にとってはメリットあります。(スタートトゥデイも買取サービスありながらZOZOフリマが撤退してます。)後発サービスなのに手数料10〜15%がちょっと心配ではありますが…。

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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