ファッション全般  2019-04-12

アパレル企業の初任給の水準はどの程度か?

ユニクロなど運営 初任給2割引き上げへ 人材確保で来春から

ユニクロなどを運営するファーストリテイリングは、来年春に入社する新入社員の初任給を一気に2割引き上げ、25万円を超える水準にする方針を固めました。人材の獲得競争が激しくなる中、グローバル展開を担う若手社員を確保したいねらいです。関係者によりますと、ファーストリテイリングは、来年春に入社する大学卒の新入社員のうち、海外を含めた転勤がある職種の初任給を、今の21万円から一気に4万5000円、率にして21%引き上げて25万5000円とする方針を固めました。

 

ユニクロの初任給が25万5000円になるという事で、恐らくアパレル業界では最高水準の初任給になったのではないでしょうか。業界で初任給が高いで有名なのはTOKYO BASEですが、高額商品をがっちり接客するのと、ユニクロのようにセルフ販売方式で売るのとでは、店頭スタッフの業務は大きく変わります。時代が変わると共に、店頭スタッフの役割も変わっていくのだなぁと思いますが、何より気になるのは各社の給与水準。今後も恐らくどんどん変動するでしょうけど、現状の大手企業の給与水準をちょと調べる事にしました。

 

 

○売上トップ10企業の給与水準は?

 

【国内アパレル業界】売上高ランキング

 

上記は直近でのアパレル国内売上トップ10企業です。まずはこちらの給与水準から調査してみましょう。ファーストリテイリングは上記の記事の通りなので、2位から記載していきますと、

※全て大卒での数字を記載しています。

 

2位 しまむら 23万7000円

株式会社しまむらの採用情報

 

3位 青山商事 21万2080円

青山商事グループの採用情報

 

4位 オンワードホールディングス 20万9000円(オンワード樫山の数字です)

株式会社オンワード樫山の採用情報

 

5位 アダストリア 22万円

株式会社アダストリアの採用情報

 

6位 AOKIホールディングス 22万2000円程度((株)AOKIの数字です。)

株式会社AOKIの採用情報

 

7位 ワコールホールディングス 22万3000円((株)ワコールの数字です。)

株式会社ワコールの採用情報

 

8位 TSIホールディングス 19万4100円((株)サンエーインターナショナルの数字です。)

株式会社サンエーの採用情報

 

9位 ユナイッドアローズ 22万3200円

株式会社ユナイテッドアローズの採用情報

 

10位 グンゼ 21万2000円

グンゼ(株)の採用データ 

 

しまむらが実はかなり高い給与だったのは恥かしながら初めて知りました。流石、世界ランキングでもトップ10に入る企業ですね。業績悪化してますが、給与水準下げないよう頑張ってほしいです。その他、注目すべき企業は、

 

 

・TOKYO BASE 30万円

株式会社TOKYO BASEの採用情報

※一律通勤手当20,000円・一律固定残業代79,000円(45時間分)含む。 ※45 時間を超える時間外労働は追加で支給。

 

 

まさかの30万円の大台に突入しているTOKYO BASEですが、ここまでの高給でも離職が止まらないそうです。残業代が固定でかなり支払ってくれるみたいですが、そんなに残業多いんですかね。。

 

・ストライプインターナショナル 23万1000円

株式会社ストライプインターナショナルの採用情報

 

福利厚生が充実していて人気なストライプも業界最高水準。ブラック企業と言われていた頃が嘘のようなホワイトへの転進を見せています。

 

・ベイクルーズ 20万円

ベイクルーズグループの採用データ

 

新卒に人気な企業としてはやはり抑えておきたいベイクルーズ。20万円が普通の水準になっていますが、過去から考えると本当に水準上がりましたね。

 

・マッシュスタイルラボ 22万円

マッシュグループ【(株)マッシュスタイルラボの採用データ

 

業績好調でよくニュースになっているマッシュスタイルラボ 。残業代が出ないとよく噂されていますが、固定で含まれているようですね。(30000円弱)これでブラックと叩かれるくらいには、アパレルの労働環境は良くなっている印象を受けます。

 

僕が新卒だった10数年前の給与水準って、初任給が額面で20万を超える企業なんて珍しく、大卒でも19万円程度だった記憶があります。それが、今や専門卒でも20万円程度もらえる企業も増えてきたことを思うと、業界の給与は引き上げられてきていると感じます。(物価や最低賃金の問題もあるでしょうけど。)アパレルの参入障壁も過去より上がってきていて、寡占化もどんどん進んでくれた方が未来は明るくなるのではないでしょうか。

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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