フルフィルメント  2019-04-26

ラグジュアリーECモールの差別化要素について

 

韓国発「アーダーエラー」とラグジュアリーEC「エッセンス」が協業 自転車から着想を得たカプセルコレクションを発表

ラグジュアリーECサイトの「エッセンス(SSENSE)」は、ソウルを拠点とするデザイナー集団「アーダーエラー(ADER ERROR)」とのコラボレーションによる「アーダーエッセンスサイクリングクラブ(ADER SSENSE CYCLING CLUB)」カプセルコレクションを発売した。

 

「ラグジュアリーEC」というカテゴライズだけでも世界を見渡せばたくさん存在します。記事中のエッセンス以外にも、「ネッタポルテ」「ファーフェッチ」「マイテレサ」などなど。海外の百貨店のECもラグジュアリーECみたいなものですが、これだけモールが存在すると差別化要素が必要になります。このショップにしか無い商品、という独自の製品ですね。ZOZOがやっているPBもその一環でしょう。そこでしか買えない商品があるからこそ、そのモールのお客になり得ます。

 

 

◯ラグジュアリーECの差別化要素

今回のエッセンスとアーダーエラーのカプセルコレクションもその差別化要素のうちの一つでしょう。こういった動きで一番活発に見えるのはファーフェッチでしょうか。

 

「バレンシアガ」がファーフェッチ限定カプセルコレクションを発売 アニマルプリントで環境保全唱える

 

 

エクスクルーシブ:Thom Browne

 

 

バレンシアガにトムブラウン、ダミールドーマ、ガレスピュー、アクアズーラ、マノロブラニクなどなど。

 

フェンディがファーフェッチとコラボ、オンラインカスマイズサービスをスタート

フェンディに至ってはカスタムオーダーまで発注可能でした。どういう契約なのかはわかりませんが、在庫リスクを負うにしてもロイヤリティを支払うにしても相当な費用をかけて実施しているかと。まだまだ赤字続きのファーフェッチですが、ユーザー集めるための販促費という位置付けなのでしょうか、かなり頻繁にカプセルコレクションやコラボ商品を出しています。ブランドとのコラボ・カプセルコレクションの争奪戦みたいになっていますが、これがどんどん飽和してくるとどうなるか。

 

リアルでは百貨店などのデベロッパーがプライベートブランドを開発したり、新しい若手デザイナーを発掘したり…、というところを新しい差別化要素として提案してきていますので、そのうちラグジュアリーECも同様の事をやってくる可能性はあります。

 

ユークスがAI技術を駆使したオリジナルブランド「8 by YOOX」本格始動

 

ネッタポルテ系列のユークスは動きが早いですね。(ユークスはアウトレット的な要素が強いですが…。)ECは店頭と違い「編集」という点で訴求するのはやや難易度が高いので、今後も独自商品がどんどん生み出されていくのではないかと推測しています。

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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