店舗マネジメント  2019-08-11

優秀な店舗責任者の共通点③

こんにちは!

本日は『優秀な店舗責任者の共通点』の2つ目を上げたいと思います。

 

前回記事を反芻する形になりますが、ファッション業界では採用タイミングで人材の厳選はし辛いことから、人材を創る、則ち『教育』こそが今回の優秀を定義する最上位概念として捉えております。

 

②スケジュール設計

 

チーム全体の1日のスケジュールを徹底して作成されているということです。

ビジネスパーソンとしては非常に重要な、この『スケジューリング』という要素。

 

基本的には個人で作っていくものですが、ファッション店舗の場合は、よりチーム全体で構築していく必要があります。

 

店頭スタッフは、お客さんがいれば接客をしますが、いないと接客ができません。

当然のことです。

 

実は、この「お客さんがいない」時間はスタッフの動きが明確でないケースが多いのです。

 

勿論、掃除や品出し、ディスプレイの変更、事務作業など行うことはあるのですがスタッフ全員でやるべきことではありませんし、毎日頻繁に行うことでもありません。勿論、作業量が多いのは理解していますが。

 

手が空いて、何をしたらいいかわからないけど、何もしないのは良くないので「何か」をする。

といった誰もあまり得しない絶妙に微妙な空気感が漂うケースもあったりします。

 

これをうまくコントロールし、一人ひとりの動き、タスクを明確にしたスケジューリングスキルこそ優秀な店舗責任者の共通点であったと考えています。

 

中でも、1つの店舗のある平日の例を挙げてみます。

 

 

 

図のようにそれぞれの出勤メンバーの、行動予定がしっかりスケジュール管理されていました。

 

お客さんがなだれ込んで来ない限り、それぞれのスタッフが時間通り行動するという形になります。

 

もちろん店舗ですので、優先事項は接客になります。

 

それぞれのタスク遂行も不確実性が高いため、バッファを設計してあります。

 

こちらの実施方法は下記のような形でした。

 

⑴店長がチーム全体のタスク(※基本平日のみ)を前週金曜日までに記入【青色】

⑵メンバーが個人タスクを持ち寄り前週日曜日までに記入【黄色】

⑶当日の店舗朝礼時に売上・接客数等の目標共有と1日に実施することを報告

 

このように日別でスケジュールを管理していくのは、非常に大変で手間のかかることではあるものの、スケジューリングがもたらすのは『生産性の向上』です。

「どのようにして時間を創出するか」そして「売上を伸ばすためのアクションは適切か」と行った具合に、時間が有限であればあるほど人間の生産性は高まりますし、何より「自分は今日という1日で□□円の売上を上げながら、○○と△△を遂行する」というように個々人の行動が明確化され、達成感を味わうためにモチベーションの向上が考えられます。

 

特に若い販売スタッフから聞いていた悩みの多くは「やらされ仕事が多い」「接客回数が少ないと達成感がない」などと言った声でした。その状況から未来に不安になったり、楽しくないと感じてしまった結果『離職』でした。

 

自発的に行うことこそ仕事であるものの、全ての人間がそうではない(※しかも前提として『採用タイミングで人材の厳選がし辛い』と言った背景もありますし)ためある程度誘導してあげる必要があります。

 

このような癖付けこそ『教育』に他ならないわけです。

 

 

このスケジュール設計が、2つ目の優秀な店舗責任者の共通点です。

次回は最後の3つ目になります。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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高木智史
WRITER

株式会社アスナロ Founder / 執行役員。前職では大手アパレル企業に勤務し複数店舗のマネジメントやマーケティングを行う。アパレル企業の企画相談や戦略立案を行う傍ら、HR領域の営業にも関与する。

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