ブランド・ビジネス  2018-09-06

ビッグジョンが東京、大阪に直営店を同時オープン

8月5日、大阪市南船場にビッグジョンの直営大阪店がオープンした。
同日、東京の祐天寺にも直営東京店がオープンしており、東西2店舗同時オープンで、ビッグジョンの直営店は岡山・児島の本店を合わせて3店舗体制となる。

児島のジーンズストリートにオープンした200坪の直営店が好調だったことから、ビッグジョンは再度、直営店出店に積極的に乗り出すこととなった。

児島店は店内にレーザー光線加工機を設置し、その場でジーンズの洗い加工をレーザー光線で行うほか、国内最大の洗い加工場、豊和でキャリアを積んだ職人が手作業での洗い加工も行う。
このあたりの見せ方が児島店の好調の要因の1つだといえる。

祐天寺の東京店は東京支社の事務所併設であるため、9坪の広さで、長期間の販売を目指すが、40坪の大阪店は挑戦と位置付けて、1年間の運営を予定する。
ビッグジョンは、販売業績によって継続か中止かを決めたい考えだ。

商品構成はメンズ7割、レディース3割で、ジーンズやTシャツ、一部のトップス類に加えて、ボタンやリベット、ロープ代わりに使える裁断されていないベルトループやデニム生地も販売する。

雑貨やパーツ類

デニム生地は1メートル1500円だが、19オンスヘビーデニムは1メートル2000円。

販売されるデニム生地

また店内にはミシンを設置し、裾上げや修理(リペア)を行うほか、購入者によるボタンやリベットの打ち付け体験もできるようになっている。

ミシン

ピーク時から大きく縮小してしまったビッグジョンだが、今年8月1日からアダムエロペとのコラボ商品が発売されたり、トルコのISKO社との共同開発ストレッチデニム生地を用いたストレッチジーンズ「コンプリートフリー」が好調に動くなど、ムードが上向きつつある。

また、衣料品業界ではメンズカジュアルは総じて苦戦傾向にあるが、「コンプリートフリー」が牽引することでメンズジーンズ、メンズカジュアルパンツ類の売れ行きが伸びを見せている。

もちろんビッグジョンのメンズがこれまで縮小し続けたため、下げ止まりを見せているともいえるが、ようやく上昇ムードが出てきたともいえる。

来年以降も大阪店を継続できるように期待してみたい。

児島店で加工した大阪店限定販売ジーンズ

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南充浩
WRITER

1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシャルブログ

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1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシャルブログ

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